Money Manage

【初心者向け】株式投資で勝つためのポートフォリオ設計とは?|4つのポイントでわかりやすく解説

 


f:id:moneymanagement:20200820213241j:plain


こんにちは、みなさん

 

この記事では

 

  • 株式投資を始めたいけど、どうやって分散しよう?」
  • ポートフォリオの作り方がわからない!!」
  • 「そもそもどんな株を買えばいいの?」    

f:id:moneymanagement:20200822143024p:plain

このような方々の疑問を解決して、わかりやすくお伝えしたいと思います。

 

 

この記事を読むメリット

  分散投資を理解できる
  ポートフォリオの作り方がわかるようになる
  結果的に安心して株式投資ができるようになる

 

読者さんへの前置き

 

おそらく、この記事を読んでいる方はポートフォリオの組み方や分散投資がわからないと思います。実際僕もそうでした。

 

しかし、「ポートフォリオを組む」という行為は分散投資には必須ですし、これをしないと絶対に損をします。

 

絶対に、です。

 

ただし、そこまで難しくないですし、ちょっと考えればできる話なんです。

 

ですので、株歴4年でポートフォリオについて人一倍かんがえてきた僕がわかりやすく4つのステップで解説したいと思います。

 

ポートフォリオ制作の4つのステップ

 

  1. 投資金額を決める
  1. セクターごとに分散する
  1. 国ごとに分散する
  1. 期待リターン計算する

 

実際マジでこれだけです。
これだけやっとけばポートフォリオを作るのは余裕ですし、前述したとおりものすごく簡単です。

 

あなたもこの記事を見終わるころには、ポートフォリオの作り方がわかるようになっているでしょう。

 

ではここからこれを1つ1つ深堀して解説していきます。

 

 

1.投資金額を決める

f:id:moneymanagement:20200811102935j:plain

まずは投資金額を決定しましょう。
これを決めないと投資もできませんからね。

 

資金額を決める際のポイントは以下の通りです。

 

  • 自分がどのぐらいリスクを取りたいか?
  • どのくらい配当を得たいか?
  • それは余剰資金なのか?

 

まず自分がどれぐらいのリスクを取りたいのかを決定しましょう。

 

自分の貯金に対して、どれだけを投資に回していくのか?ということを考えていくのが非常に重要です。できるだけ投資に回していくのであれば、現預金を少なく、投資金額を少なくするのであれば、現預金を多く保つようにしましょう。

 

次に自分がどのくらいの配当を得ていきたいのかを決定しましょう。

配当を複利で多く得たいのであれば、投資金額を多く、利益は少しで十分!という方は少なく保つようにしましょう。

 

最後に余剰資金なのかということを確認していきましょう。

余剰資金というのは貯金から生活費をひいた「なくなってもいいお金」のことです。
投資資金に生活費を入れてしまうと、生活ができなくなってしまうのはもちろん値動きが激しくなり、損失を出してしまうと取り返しがつきません。

 

なので投資をする際には余剰資金を使うように心がけましょう

 

 2.セクターごとに分散する

f:id:moneymanagement:20200820213315j:plain

まず、これを見て「セクター」ってなに?と思っている方もいるかもしれません。

 

セクターとは

回復期

ハイテク、金融株など

(例)アップル、マイクロソフト

バンクオブアメリカJPモルガンなど

後退期

エネルギー関連株

(例)エクソンモービル、オキシデンタルペトロリアムなど

好況期

一般消費財、サービス、素材株など

(例)コカ・コーラ、アマゾン、

ダウ・ケミカルなど

不況

生活必需、医療、通信株など

(例)ウォルマートファイザー、AT&T

ベライゾンなど

 

回復期→好況期→後退期→不況

 

このようにセクターとは、その株の事業の種類のことです。

 

なぜこの話を今するのかというと、景気循環ごとに上がるセクター、下がるセクターが決まっているのです。

例えば、地震が発生したときに必要なのは、上記のうちの不況欄、すなわち生活必需、医療、通信だと思います。

 

ここで言う地震」は経済です。
地震が起きる、つまり経済がマヒしたときは不況になり、生活必需、医療、通信株が上がる、単純に言うとこういうことなのです。

 

しかし、地震が起こることは予想できません。
同様に、経済の動向も予想できません。

 

なので

 

そこで行うのが「セクターごとに分散する」ということなのです。
ポートフォリオを作るときにこの考えを入れることで、回復期、好況期、後退期、不況、それぞれの期間に対応して、安定的に配当を得続けることができるようになります。

 

正直、これを行わないと長期的な株式投資では利益を得ることができませんし、とても難しくなってしまいます。


例えるなら、素手で米軍基地に乗り込むぐらい難しいです。


ですので、まずは「セクターごとに分散する」ということを心掛けましょう。

 

 3.国ごとに分散する

f:id:moneymanagement:20200820214836j:plain

セクターごとに分散することが重要ということでしたが、「国ごとに分散する」ということも、ものすごく大切です。

日本株だけに投資したり、アメリカ株だけに投資をしたりしているとその国が危機に陥ったときに手が負えなくなってしまいます。

 

ですので、日本やアメリカだけでなくその他の新興国(中国やインド、その他諸国)などの株式もポートフォリオに追加しましょう。

 

ただし、僕はポートフォリオの7割ぐらいはアメリカ株でいいと思います。
その根拠はアメリカの強い成長性にあります。

 

アメリカはGDP首位国やその他先進国と比べても圧倒的に株価が成長しているのです。

 

さらにアメリカは株主還元の意識が高い企業が多いです。
年間配当は4回で利回りも高い傾向にあります。

 

なので、ポートフォリオを作って、配当を得ていくにあたって、アメリカ株ベースだということは必須なのです。

 

ですので、ポートフォリオを作る際は

 

f:id:moneymanagement:20200820213206p:plain

 

これぐらいの比率をおすすめしています。

 

もちろん、この比率じゃなくても全然大丈夫です。
自分が投資したい企業である、と思ったり、効率がよくなるのであればそれをポートフォリオに採用したほうが断然いいと思います。

 

4.期待リターンを計算する

f:id:moneymanagement:20200816205311j:plain

次に、分散した後は期待リターンを計算しましょう。

期待リターンの計算というと「計算かよ」や「めんどくさい」と思っているかもしれません。

 

ただし!!

 

この世にはツールというものがあります。

        

複利計算→https://keisan.casio.jp/exec/system/1248923562

 

積立計算→https://keisan.casio.jp/exec/system/1254841870

 

使い方は超絶簡単で、無料でログインもいりません。

利回りから利息、実質金利まで出してくれる優良ツールです。

 

使い方:複利計算

「元金」に自分の投資資金、「年利」に自分の作ったポートフォリオの利回り、何年単位で投資したいかを「経過年数」に打ち込んで、複利周期を設定するだけです。

 

複利周期は1年を選択しましょう。

 

これで自分が打ち込んだ年数後にポートフォリオがどのぐらいの配当リターンを生んでくれるかが複利で分かります。

 

このツールで自分のポートフォリオの期待リターンを計算して、自分の考えていたリターンでないのならもう一度見直してみましょう。

 

使い方:積立計算

これも簡単で、ポートフォリオの年利、積み立て年数、毎月に積み立てたい金額を打ち込んで、複利方式は年複利にしましょう。あとは「計算する」を押すだけです。

 

実際に投資した後は?

f:id:moneymanagement:20200820213223p:plain

最後にポートフォリオを作る際のポイントではなく、投資した後にポートフォリオをどう見ていけばよいのか?ということを説明していきます。

 

もちろん投資した後も指をくわえて見ているわけにはいきません。

 

実際に投資した後はポートフォリオを監視しなければなりません。
でも、頻繁に値動きを見る必要はありません。年12回、つまり毎月の終わりに見るぐらいがちょうどいいかと思います。

 

なぜなら、株価を頻繁に見る癖がついてしまって利益を確定してしまったり、損失におどおどして不安になってしまうという話がよくあるからです。

 

実際、僕もこれに陥ってしまい利益確定したり、損失が不安になってしまうことが過去に何度もありました。少なくともこれをご覧になっている方にはそうなってほしくないです。

 

なので、大事なことは株価を毎月の終わりに見るということと経済ニュースぐらいで十分です。
ウォッチする経済ニュースは日経新聞で十分だと思います。英語がわかる方はブルームバーグをおすすめします。

 

どちらも無料ですし、アプリも出ているのでインストールして使ってみてください。投資をしてなくても勉強になりますよ。

 

 

この記事のまとめ

 

今回はポートフォリオを作る際のポイントを特集しました。

 

ポートフォリオを作るということは今後の投資人生の命運を分けるといっても過言ではありません。なので、この記事をもう一度読み返したり、他の記事を読んだりして、しっかりと考えてポートフォリオを作っていきましょう。

 

 

では、この記事を見ていただきありがとうございました。