【呪いの指標を使いこなせ!!】投資で使える下落指標ヒンデンブルクオーメンの使い方をわかりやすく解説
それは投資市場における呪いの指標です・・・。
こんにちは、みなさん
突然ですが、冒頭の「ヒンデンブルグオーメン」ご存じですか? おそらく投資・トレードを始めたばかりの方は聞き馴染みがないと思います。
ですが、この指標は使えるときはめちゃくちゃ使えます。なので、この記事ではヒンデンブルグオーメンのことがわからない方々のために、その使い方から由来までを超わかりやすく解説していきたいと思います。
- ヒンデンブルグオーメンってなに?
- ヒンデンブルグオーメンの由来
- ヒンデンブルグオーメン:最近の点滅状況
- ヒンデンブルグオーメン点滅時の大きな下落は?
- ヒンデンブルグオーメンの使い方は?
- ヒンデンブルクオーメンのデメリット
- まとめ
ヒンデンブルグオーメンってなに?
ヒンデンブルグオーメンとは株価予測をする際のテクニカル分析指標のことです。盲目の数学者ジム・ミーカが考案し、この指標が点灯すると、そこから約1ヶ月の間で5%以上の暴落が80%弱の確率で起こるといわれています。
ヒンデンブルグオーメンの点灯の条件は、新高値安値銘柄の比率やマクラレンオシレーターなどの複数の条件から点灯が決定されているといわれています。
※マクラレンオシレーターとは、株式相場を分析するためのテクニカル指標です。
Ⅹ(暴落銘柄数)=(値上がり銘柄数―値下がり銘柄数) |
マクラレンオシレーターは為替分析では使えませんが、株式市場分析にはよく使える優良指標なので、株式市場を全体的に分析したいときに使ってみてください。
ヒンデンブルグオーメンの由来
この名前はもともと予告爆破されたナチスの飛行船、「ヒンデンブルグ号」が由来となっていてこの名前がついています。「爆破された」ということで「株価大暴落の予兆を示す」、
このような由来が理由で記事の冒頭でもある「呪いの指標」と言われています。
ヒンデンブルグオーメン:最近の点滅状況
ヒンデンブルグオーメンの直近の点滅状況は以下の日付になっています。
直近の点灯日
- 2020/1/28
- 2019/11/14
- 2019/8/2
- 2019/7/23
- 2019/5/10
- 2018/9/25
- 2018/9/5
- 2018/8/9
- 2018/8/2
- 2018/7/26
- 2018/7/18
- 2018/6/18
- 2018/4/24
この周期に何かしらの特徴がないかを分析しましたが、僕が見たところ特に目立つことはありませんでした。この周期に何らかの規則性はないみたいです。
ヒンデンブルグオーメン点滅時の大きな下落は?
ヒンデンブルグオーメンが点滅した際の大きな下落は以下の通りです。
- 2014年5月
- 2014年9月
- 2015年1月
- 2015年3月
- 2015年6月
- 2015年12月
- 2016年12月
これに関しても、何かしらの規則性はありませんでした。
ヒンデンブルグオーメンの使い方は?
冒頭でも説明した通り、この指標は点滅すると1ヶ月以内に相場が5%ほどの下落をするといわれています。なので、使い方としては以下のような方法があります。
- 点滅時に売りを仕掛ける
- 買いポジションを一時的に決済
- 買いポジションのリスクヘッジをする
- 金を買って下落に備える
代表的なものは上記の使い方です。この他にも活用の仕方はさまざまな方法がありますので、より効率的な使い方を自分で発見してみましょう。
最後にヒンデンブルグオーメンの点灯状況を伝えてくれるサイトを張っておきます。このサイトを使って定期的に点滅状況を確認してみましょう。
サイトはこちらをクリック→https://www.ewarrant-sec.jp/comment/
ヒンデンブルクオーメンのデメリット
その仕組みから、たまにしか点滅しないのが少し傷です。逆に言うと、これしかデメリットがないので点滅した際はどんどん使っていきましょう。
まとめ
今回は、株価暴落を伝えるヒンデンブルグオーメンを紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
この記事からわかる通り、ヒンデンブルクオーメンはかなり使える指標だということがわかります。自分が使いやすくなるように考えて使ってみましょう。
最後にこの記事の要点をまとめておきます。
l ヒンデンブルクオーメンは点滅すると、約1ヶ月の間に80%の確率で株式市場が5%ほどの下落をする可能性がある l 点滅周期に規則性はない l 使い方としては売りを入れる、買いポジを決済、下落を見越して金を買うなどの方法が代表的 l デメリットはたまにしか点滅しないこと |
では、今回はこの記事を読んでいただきありがとうございました。